モリタエコノス様による危機管理講習会が行われました
いつも社内で定期的に行うのは、許可を得ての小規模消火訓練(実際に火を使用し、水消火器での消火訓練実施)、従業員全員での車両点検・確認・整理整頓でした。
しかしこの訓練だけでは、いざパッカー車の車両火災が起きてしまった場合に従業員が対処の方法がわからず慌ててしまったり、ただしく対処できず火災を最小限に食い止めることができないと思い、社長と相談してモリタエコノス様に危機管理講習会を行ってもらうこととなりました!
パッカー車の車両火災のほとんどは不燃ごみを回収した際にリチウムイオン電池や中身の入ったガス缶やスプレー缶やライターの混入、そしてそれを回してしまうと鉄板との摩擦により火花が散り、火がついてしまいホッパー内で火災になってしまうパターンが多いようです。
弊社ではパッカー車で回収するのは主に可燃ごみですが、中には燃えないごみを混入させて出してしまっている方もいますので、車両火災は他人ごとではありません。
平成29年1月6日発生パッカー車火災 静岡県富士宮市より引用
作成していただいた冊子を見ながら、講習していただきました
パッカー車は特殊車両です。
使い方を誤ると命を落としてしまうことがあります。
操作方法や危険な使い方、死亡事故の事例などを説明していただきました。
実際に起きた事故の原因や結果を知ることで、普段からパッカー車で作業している身としては思い当たる節もあり、今後の皆さんの危機管理に役立つかと思います。
みなさん真剣に聞き、とても為になる講習を受けさせていただきました。
弊社で使用しているパッカー車を使い、操作説明などを受けました
外の駐車場に移動し、実際に弊社で使用しているパッカー車を使い、パーツの説明・操作説明などを受けました。
普段使っていて疑問に思う部分、どうしたらいいのか等を積極的に質問していました。
見たことがない部分まで開けて見せてもらうこともできました。
もしポッパー内で火災が発生してしまった場合、くすぶっている状態ならゴミを空き地に空けて消火器をかける。火があがってしまった場合は、自分たちだけで消火のは無理だそうです。
・ボディの熱をあげない(内部がショートして車両が使い物にならなくなる)
・異変に気づいたら人気のない、危険のない場所に車両を移動させる(即座に判断しなければならない)
排出者の方に分別を徹底してもらうのが大前提となります。作業員の命がかかっていますので、
発火する可能性のあるものを混入させないよう分別の徹底をよろしくお願いいたします。
この危機管理講習会を日々の作業に有効活用し、安全に作業してけが人のないよう努めましょう❕